【雑記】その16 エイコサゲン元素とクリスタロゲン元素
気になったことを書き連ねていきます
第16回、元素シリーズ5回目です
大体中学から高1レベル、あとなんか面白い情報くらいです
誤字脱字や間違った情報などあったら優しく教えてあげて下さい
今週は13、14族についてです
一応第7周期の奴らも載せておきますね
各元素の説明はほとんどあって無いようなものなので、詳しく解説してほしい元素があれば言ってください
では早速
13族、エイコサゲン元素
ではまずは13族元素、通称エイコサゲン元素について解説します
エイコサゲン元素は、
ホウ素(5 B)、アルミニウム(13 Al)、ガリウム(31 Ga)、インジウム(49 In)、タリウム(81 Tl)、ニホニウム(113 Nh)
の6つです
ホウ素とニホニウムを除いた4つを土類金属と呼ぶこともあるようです
ということで
B:黒色の半金属 植物が細胞壁を維持するのに必要
Al:銀色の金属 Alが形成する結合は共有結合になりがち
Ga:銀白色の金属 H₂Oと同様、液体の方が個体よりも体積が小さい異常液体
In:銀白色の金属 ガラスに弾かれない
Tl:銀白色の金属 硫酸タリウム(Tl₂SO₄)は殺鼠剤に使われる
Nh:金属? Zn+Bi ウンウントリウム(Uut) (一応)アジア初の正式に命名された人工元素
イオン半径は他の典型元素と同じような感じですが、ホウ素だけはかなり小さいようです
主な共通の性質としては、
・金属間化合物が正二十面体を形成する
・正二十面体を意味するicosahedralよりicosagens、つまりエイコサゲンと呼ばれる
・土類金属は基本的に3価の陽イオンが最も安定する
・ただしTlは1価の陽イオンのほうが安定する
・MH₃として表される水素化物を生成する MH3?
・インダン(InH₃)とタラン(TlH₃)はまだ発見されていない
・水酸化物は電離しない
といった感じです
ホウ素だけ仲間はずれみたいな感じですね()
14族、クリスタロゲン元素
次は14族のクリスタロゲン元素たちです
クリスタロゲン元素は、
炭素(6 C)、ケイ素(14 Si)、ゲルマニウム(32 Ge)、スズ(50 Sn)、鉛(82 Pb)、フレロビウム(114 Fl)
の6つです
何故クリスタロゲンと呼ばれているかは知りません
そのうち調べるかもしれないです
ということで
C:黒色または透明の非金属 「炭素」と名付けたのは宇田川榕菴 同素体が多い
Si:暗灰色の半金属 「珪素」と名付けたのも宇田川榕菴 Siの結晶から正確なアボガドロ定数(6.02214076×10²³mol⁻¹)が求められた
Ge:銀白色の半金属 ゲルマネンという、炭素の同素体の一種を全てGe原子で置換した同素体がある
Sn:銀白色または灰色の金属 元素記号はラテン語のstannumに由来 この単語は銀と鉛の合金を意味していた
Pb:銀白色の金属 最も質量数の大きい安定同位体として知られる²⁰⁸Pbも、もしかしたら放射性同位体かもしれない
Fl:金属 Pu+Ca ウンウンクアジウム(Uuq) ²⁹⁸Flは長い半減期を持つと予想されている
主な共通の性質としては、
・主にCとPbの中間的性質を持つ
・周期が大きくなるにつれて金属的性質が増大する
・Si、Ge、Snは半導体
・還元力を持つが、Pbは酸化力がかなり強い
・酸化物が多い
・Cの酸化物は皆さんご存知CO₂など、Siの酸化物は水晶の成分であるSiO₂など
・水素化物もある
・メタン(CH₄)やエチレン(C₂H₄)など
・水素結合は起こさない
といった感じです
金属的とも非金属的とも言える性質が多いですね
とまあ今日のところはこんな感じです
今日も化学でした
次回は15、16族のプニクトゲン元素とカルコゲン元素についてです
ではまた